東京にはレーシックが受けられるクリニックがたくさんありますが、どこで施術を受けるのか決めるのは難しいでしょう。
レーシック手術は自由診療であり、クリニックによって料金が大きく異なります。また色んな名前のレーシック施術メニューがあるためどれを選べば良いのかもわかりずらいと思います。
今回はレーシックが受けられる東京のクリニックを厳選して紹介します。
レーシック眼科の選び方
日本でのレーシックの歴史の中で、過去に衛生管理の行き届いていないクリニックが多くの感染症患者を出すという事件がありました。
病院を選ぶことは、術式を選ぶこと以上に重要であると考えましょう。
よくチェックしておきたいポイントは以下の通りです。
- 症例数は多いか
- カウンセリングや事前検査がしっかりとしているか
- 術後のアフターケアが充実しているか
- 適切な料金設定か?
- 新しい機器を使用しているか?(旧式メニューでないか)
- 来院してみて信頼できると感じたか?
病院は、最初に見つけた1軒をあたってそこで手術を受けなければいけないという決まりはありません。
いくつかの病院を当たってその中でベストを決めるということも重要です。
東京のおすすめレーシック眼科
レーシックは自由診療であり、手術価格だけで判断せず、検査費用やアフターケア保証の内容も考慮して、トータルで判断することをおすすめします。
品川近視クリニック
レーシック実績国内No.1の大手クリニック。世界レベルの最新施術を低価格で提供している患者に優しいクリニックです。アフター保証期間も長期なので術後も安心できます。
レーシック経験者の多くが品川近視で視力回復したことを考えれば、安心して真っ先に候補に入れるべきクリニックです。
遠方の方を考慮したホテル提供や託児所が無料で利用できるなどサービスが手厚いところも魅力です。機会があればぜひ活用しましょう。
患者が多いため、一部の口コミでは機械的な感じがしたという声がみられますが、多くの経験値があるクリニックで施術を受けることにはメリットが多いでしょう。
手術費用には、保護用サングラス・保護用眼帯を含みます。
基本情報
東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシアオフィスタワー13F
⇒JR有楽町の中央口・銀座口より徒歩1分
⇒東京メトロ銀座駅より連絡通路あり
休診日:年中無休
レーシック料金
- アマリス750Zレーシック 32万円
- 品川イントラレーシックアドバンス 15.8万円
- スタンダードレーシック 7.5万円
- クリスタルZレーシック 25万円
- Lext(レクスト) 34.9万円
- ホールICL-5D未満 46万円
- ホールICL-5D以上 53.7万円
先進会眼科 東京
眼科治療のパイオニア的な先進会眼科。岡理事を筆頭に先進的な治療を受けられます。
イントラレーシックやアイレーシックを提供。より自分に適したレーシックを受けたい方にはオーダーメイドのデザインアイレーシックがおすすめ。満足度の高い見え方が期待できるでしょう。
コストはレーシックの中では比較的高額なため、無理なく払えるかどうか確認しておきましょう。
適応検査は無料。既往歴がある方は対象外なのでご注意下さい。
基本情報
東京都新宿西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー35F
⇒東京メトロ丸の内線 西新宿駅より徒歩30秒
⇒都営大江戸線 都庁前駅より徒歩8分
⇒都営大江戸線 新宿西口駅より徒歩10分
⇒JR新宿駅の西口改札口より徒歩10分
休診日:毎週火曜日、年末年始
レーシック料金
- iFSイントラレーシック 19.8万円
- アイデザインアイレーシック 30.8万円
- アイデザイン リフラクティブ ストゥーディオ 38.5万円
- アイデザインPRK 46.2万円
- ホールICL-5D未満 45.1万円
- ホールICL-5D以上 52.8万円
新宿近視クリニック
新宿近視クリニックはリレックススマイルにも対応している数少ないクリニック。
新宿近視クリニックでは、忙しい人でも安心の1日レーシックに対応。ただしデータが不安定な場合は、後日再検査してからの手術になる場合もあります。
サッカー日本代表の本田圭佑が手術を受けたことでも話題になるなど、最新の施術が安心して受けられます。
老眼治療やリレックススマイル、オルソケラトロジーや注目されているICLに対応しています。
基本情報
東京都新宿区西新宿7-10-1 O-GUARD新宿3F
⇒都営大江戸線 新宿西口より徒歩1分
⇒JR新宿駅西口より徒歩1分
休診日:年中無休
レーシック料金
- Max Vario designレーシック 26.4万円
- Vario Designレーシック 20.9万円
- iFSイントラレーシック・オプティマイズ 15.4万円
- リレックススマイル2.0 383,900円
- ホールICL-5D未満 46万円
- ホールICL-5D以上 53.7万円
南青山アイクリニック東京
南青山アイクリニックは本格的な屈折矯正手術専門施設として開院以来最先端のレーシック手術の第一線を行くクリニック。
最新型の手術装置を導入し、土日も開院している安心のクリニックで他院にはないクオリティー・オブ・ビジョンを手に入れると思います。
基本情報
東京都港区北青山3-3-11 ルネ青山ビル4階
⇒表参道駅より徒歩6分
⇒外苑前駅より徒歩5分
休診日:火曜日
レーシック料金
- レーシック 39万円
- カスタムレーシック 49万円
- リレックス スマイル 39万円
- PRK 42万円
- オルソケラトロジー 20万円
アイケアクリニック 銀座院
アイケアクリニックは、最寄駅から徒歩1分の場所に立地でアクセス抜群。落ち着いた空間でリラックスして眼科治療が受けられます。
Alcon社製のフェムトセカンドレーザーやAMO社製のVISX STAR S4IRなど、最新の医療機器を用いて、正確で安全なレーシック手術を行っています。
また経験豊富な医師が在籍しているのも心強いです。
基本情報
東京都中央区銀座4-2-1 銀座教会堂ビル7階
⇒東京メトロ丸の内・日比谷・銀座駅C8出口より徒歩1分
⇒東京メトロ丸の内・日比谷・銀座駅C6出口より徒歩3分
休診日:火曜日・土曜日・祝日・日曜午後
レーシック料金
公式サイト記載なし
吉野眼科クリニック
吉野眼科クリニックはかかりつけ医として眼科の一般診療や各種検査、ドライアイ治療などで地域の医療に貢献する一方、レーシックをはじめとした近視矯正、多焦点眼内レンズによる白内障手術といった高い専門性が必要な治療にも対応。
土日や祝日も診療、オンラインでの診療にも開設しており、ホームドクターとして長く付き合える眼科クリニックです。
約3000通の患者の声を反映したブログを発信中。手術に不安のある方は事前に見ておくと良いでしょう。
基本情報
東京都台東区上野1-20-10 風月堂本社ビル6F
⇒銀座線 上野広小路駅より徒歩1分
⇒大江戸線 上野御徒町駅より徒歩2分
⇒JR御徒町駅の北口より松坂屋方面へ徒歩3分
⇒千代田線 湯島駅より徒歩5分
⇒京成線 上野駅より中央通り沿いに徒歩6分
休診日:水曜
レーシック料金
- プラノ・スキャンレーシック 35万円
- ウェーブ・フロントレーシック 43万円
- ティシュー・セービングレーシック 43万円
- アスフェリック・レーシック 43万円
- Wave-front PRK 43万円
井上眼科クリニック
井上眼科病院グループから外来部門を独立させた井上眼科クリニックは、最寄駅から徒歩1分のアクセス抜群な場所にある医療機関です。
目の見えづらい患者に配慮して、院内の案内標識はとても分かりやすいものとなっています。最新の医療機器を駆使し、患者の目の状態を正確に把握します。
井上眼科クリニックでは、月に1度のペースでレーシックやICL手術の無料説明会を開催。手術スタッフがレーシックについて説明をし、その後患者さんからの質問に答えてくれます。
基本情報
東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング18~20F(総合受付19F)
⇒東京メトロ新御茶ノ水駅B1出口より徒歩1分
⇒東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水駅より徒歩5分
⇒都営地下鉄新宿線の小川町駅より徒歩7分
休診日:日曜日・祝日・年末年始
レーシック料金
- エキシマEX500レーシック 35.2万円
- エキシマEX500 PRK 35.2万円
- ホールICL 乱視矯正なし 35.2万円
- ホールICL 乱視矯正あり 40.7万円
冨田実アイクリニック銀座
冨田実アイクリニック銀座では「完全主治医制」を導入し術前・手術・術後まで全て冨田院長が担当します。
冨田院長は白内障手術・屈折矯正手術が専門分野で、以前は品川近視クリニックにも在籍。10万症例以上の執刀経験がある先生で安心して手術を任せられることでしょう。
アフターケアにも力を入れており再手術保障制度を適用し無料で再手術ができます。
基本情報
東京都中央区銀座4-12-19 日章興産ビル3F4F
⇒東京メトロ東銀座駅3番出口より徒歩1分
⇒東京メトロ銀座駅A7番出口より徒歩5分”
休診日:年末年始、夏季休暇
レーシック料金
- 8次元アマリス1050Zレーシック 239,800円~
- 角膜強化型8次元アマリス1050Zレーシック 305,800円~
- スタンダード・ラゼック 327,800円~
- ホールICL 乱視矯正あり 40.7万円
八王子友愛眼科
八王子友愛眼科では他院で施行されたレーシックの追加手術ができるメニューがあるところが特徴です。
他には白内障手術後に残った近視・遠視・乱視を矯正する治療「タッチアップ」を選択することも可能。
予約制無料個別相談を実施しており、レーシック手術に関する不安や心配事を事前に確認する機会があります。
以前はレーシック無料説明会という形でしたが、より患者に寄り添った形式に変更されています。
基本情報
東京都八王子市横山町22ー3 メディカルタワー八王子5F~8F
⇒中央本線 八王子駅北口より徒歩5分
⇒京王線 京王八王子駅より徒歩5分
⇒八高線 八王子駅より徒歩7分
休診日:日曜日
レーシック料金
- レーシック 36万円
- タッチアップレーシック 30万円
- ※術前検査費用 2万円
※特におすすめのクリニックは?
東京でレーシックをするなら、特におすすめの眼科は次の2院になります。
- 品川近視クリニック
- 先進会眼科 東京
両クリニックとも全国に分院を展開する大手クリニックであり、実績、費用面、保障面などを総合的に見ておすすめです。
この2院は東京のレーシックの中でも適応検査が無料なので、まずは気軽に来院して医師の話を聞いてみましょう。
レーシック後遺症やリスクは?
僅かながら存在する後遺症
レーシックの後遺症ですが、ハロ・グレア、夜間視力の低下、視力の変動、角膜の混濁などがあります。これらはすべて直接視野にかかわり、日常の生活に大きな影響を及ぼしますので、とても気になるところですね。
これらは施術が直接の原因となるものがほとんどです。レーシック手術が身近なものになってリスクは低下していますが、ゼロになるわけではないので、施術前に医師からしっかりとリスクについて説明を受けましょう。
失明のリスク
レーシック手術で一番の心配は、失明しないかという事ではないでしょうか。レーシックは安全な手術であり、失明に影響がある場所までレーザーを当てないため手術での失明リスクは基本的にはないと考えて良いでしょう。
世界的に見てもレーシック手術が原因で失明したという事例は一度もありません。
フラップがずれるリスク
レーシック手術の直後はフラップがまだしっかりと固着していないため、軽く擦っただけでもずれる可能性があります。
組織が再生して癒着するまでフラップはとても弱いものです。
それを保護するために術後1週間ほどは、ゴーグルのような保護眼鏡をかけて就寝します。眠っている間に目を擦ってしまうのを防ぐためです。
フラップは衝撃に弱いので、激しい運動も1ヶ月間は禁止です。
ドライアイの対策も取られています
後遺症というほどではありませんが、レーシック手術に付き物と言われるドライアイ。これは眼球の状態によって術後にドライアイになる人は沢山いらっしゃいます。
ですが、これは専用の軟膏や点眼薬、涙腺への涙点プラグの挿入など、対策がほぼ確立されていますので、あまり心配しなくてもよいでしょう。
これまでにドライアイを経験したことの無い方は眼球の不快感が気になると思いますが、ほとんどの人は術後数ヶ月で改善されると言われていますので、余計な心配は無用であると言えます。
ここで詳しい専門家の解説を引用します。
目の表面は、常に涙で覆われています。涙は目の表面を乾きから守り、角膜や結膜に必要な成分を供給するほか、ゴミや異物を洗い流して、目の表面の健康を守っています。また、涙が角膜の表面をなめらかな曲面に仕上げることで、レンズを磨いたような効果を得て、クリアな画像を網膜に届けることができます。
そのため、涙が減ってしまったり、目の表面にきちんと保持されないと、乾燥感やゴロゴロ、ショボショボ、ヒリヒリするような不快感のほか、充血や目やにが増える、さらには、かすんで見える、視力が低下するなどの症状が出てきます。
レーシックでは、角膜を切るために、角膜の神経が切断されます。そのため、神経が再生されるまでの問、一時的に涙が減ってドライアイになることがあります。
不思議なことに、まったくドライアイにならない方もいらっしゃいます。ドライアイが出た場合は、点眼による治療や、涙の排出口をふさいで涙をためる治療を行います。多くは1~3か月程度で改善しますが、まれに長引いてしまうこともあります。
ドライアイは治療ができるので、大きな問題にはならないと考えられますが、やはり感じ方には個人差があるので、もしドライアイになったらレーシックを後悔するだろうと思われる方には、手術の選択は適さないかもしれません。
引用元: 安心レーシック完全ガイド
角膜が薄いとレーシックが受けられない
レーシック可能な角膜の厚さ
レーシックは角膜を削って、曲率を変えることでそれまで焦点が合いにくかった遠くのものまで見えやすくするようにする近視用視力矯正の医療技術です。
ですから、もし角膜が生まれつきレーシックに耐えられるほどの厚みを持っていなかったり、すでに一度レーシックを受けて角膜が薄くなっている場合には、もうレーシックが受けられなかったりもします。
この「レーシックを受けられるかどうか」の境界線は具体的に角膜の厚さ数値として決められています。レーシックを受ける上で、このライン以上の角膜の厚みがなければ受けられないという国際基準が設けられているのです。
レーシックが受けられない方は一定の割合で存在します。レーシックを受けられない方はリスクも低いICLがおすすめ。
東京のICLは料金が安いクリニックも多いので一度調べてみることをおすすめします。
参考:東京のICLおすすめ12選!料金と実績が評判の眼科は?
近視の度合いによって削る角膜の量が変わる
しかし、矯正したい近視の強度によって、削るべき角膜の量は変わります。近視が強ければ強いほど、視力回復のために削るべき角膜の厚みは多く必要とされるわけです。
ただでさえラゼックやエピレーシック以外では角膜そのものを使ってフラップを作りますから、フラップで使う分とは別で削れるだけの角膜がなければ手術は行えません。
角膜が薄いと(それがレーシックによるものでなくとも)眼圧に耐えられずに角膜が変形します。つまり元々角膜が薄い人はそれだけで、角膜が変形するリスクは他の人よりも高い状態にあるわけです。
これを、レーシックで更に角膜を薄くすることで、さらに高い確率で角膜が変形してしまい、近視の状態よりも不便を感じる生活になってしまうかもしれません。
また近視が強いため、多くの角膜を削る必要があると診断された人も同じ理由で角膜異常を引き起こすリスクは上がるわけですから注意が必要になります。
レーシック術後の再手術はできますか?
レーシックの再手術は可能ですが条件があり、角膜の厚さによっては再手術ができない人もあります。
そもそもレーシックの手術は、角膜を削ることによって焦点を合わせて視力を回復するため、角膜の厚さが一定以上なければ受けることはできません。
レーシックの手術を受けることにより角膜は薄くなり、残っている角膜の厚さが、再手術可能な厚みでなければ再手術ができません。
レーシックの手術は、1回で満足できる結果になる人ばかりではありません。そこで、最初にレーシックの手術をする時に、再手術をすることが可能かだけの厚みも残したうえで手術を行うのが普通です。
最終的には医師の判断により再手術ができるかが決まります。
最初の手術の際の保証期間内であれば、無料で再手術が受けられる場合が多いので、手術を受ける前に確認しておくことが大切です。